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やりすぎてしまった人が天才
- 2007.09.22 Saturday
- 天才の思考回路
マーケティングの仕事をしていると、
人の行動心理が気になる。
一般消費者、大衆心理、そして、イノベーションの天才達。
天才の思考回路の研究は面白い。
特に芸術家。
ピカソとゴッホには共通点がある。
2人とも
異常な量の作品を残している。
それも、
短期間に集中的に異常な量の作品を創作している。
異常値。
異常な量をこなすからこそ、「しきい値」をあっさり超えるのだ。
量は質に転換する。
R式100本ノック企画発想ブレストのベースにあるメソッド。
心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏の提唱するフロー理論に近い。
『海馬』の著者である、脳科学者の池谷裕二氏は、
脳の中の考えのつなぎ変えをやり尽くしている人がいます。
「そんなに情熱をかけて仕事ばかりしていると、
ほとんど無意識に考えていることまで、
表現の中に取り込んでしまう。
だから、ものすごい魅力のあるものをつくるんだ」
とでも言いたくなるような人もいます。
そういった「思わずやりすぎてしまうほどに動機のある人」を、
天才と呼ぶのかもしれません。
出典:『海馬/脳は疲れない』 池谷 裕二 (著), 糸井 重里 (著)
と天才を定義する。
ピカソ、ゴッホ以外にも、羽生善治、R・ファインマン、黒澤明、ジョン・レノン、小林秀雄、
五味一男、北野武、宮崎駿、S・ジョブズ、糸井重里、大前研一、イチロー、江副浩正を
再研究中。
行き着く先は、認知科学、認知心理学、脳科学か。
最近、茂木健一郎氏の本が面白い。
脳と仮想
茂木 健一郎
・思い出せない記憶
・なつかしい未来
が印象的。
自分がユーミンと同じ感性なのを発見して
なんとなく嬉しい。
脳科学初心者には、『海馬』がオススメ。
海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
池谷 裕二,糸井 重里
- ピカソの暗号方程式
- 16:47
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